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2024年度 iPS細胞研究基金寄付 活動報告

2025年9月19日(火)


京都大学iPS細胞研究所(CiRA)では、2024年度も寄付募集活動を行い、多くの方々から温かいご支援を賜りました。心から感謝申し上げます。
主な成果としては、iPS細胞から血小板を大量に作製できる培養装置の構造を新たに設計しました。また、ヒトiPS/ES細胞から小腸に似た多層構造を持つ小腸組織モデル「マイクロ小腸システム」を作製することに成功しました。これらの知見が新たな治療法や薬の開発に貢献することが期待されます。

髙橋 淳 所長 山中 伸弥 教授@京都大学iPS細胞研究所
髙橋 淳 所長 山中 伸弥 教授@京都大学iPS細胞研究所

主な成果としては、iPS細胞から血小板を大量に作製できる培養装置の構造を新たに設計しました。また、ヒトiPS/ES細胞から小腸に似た多層構造を持つ小腸組織モデル「マイクロ小腸システム」を作製することに成功しました。これらの知見が新たな治療法や薬の開発に貢献することが期待されます。

細胞培養室での培地交換@京都大学iPS細胞研究所
細胞培養室での培地交換@京都大学iPS細胞研究所

このほか、博士課程学生を対象とした奨学金、若手研究者の育成、新しい研究室を立ち上げる際のスタートアップ支援、知的財産の確保・維持等にも寄付金を活用させていただいております。
また2024年度より、基金残高を有効に活用し安定した研究資金を確保すべく、基金の資金運用を開始しました。初年度は元本保証を前提とした20億円の国内債券を購入し、半期で約1,200万円の利息収入を得ることができ、研究活動に活用させていただきました。
CiRAの研究成果をもとにいくつかの疾患ではすでに治験や臨床研究の段階に進んでいますが、実用化までにはまだ時間がかかります。国からの研究費の多くが期限付きで不安定な中、iPS細胞研究を推進し続けられるよう、皆様からのご支援は長期にわたり大切に使わせていただきます。

寄付先からのお礼メッセージ

2024年度も多くの方々から温かいご支援を賜りましたこと、心から感謝申しあげます。
iPS細胞は医療の可能性を広げる技術であり、失われた機能を回復させる再生医療、病態の解明や新しい薬の開発を目指して日夜研究が行われています。皆様からのご支援は、実用化までの長く険しい道のりを走り続けるための大きな力です。
今後も教職員一同、研究活動に全力を尽くします。 2024年度も多くの方々から温かいご支援を賜りましたこと、心から感謝申しあげます。
iPS細胞は医療の可能性を広げる技術であり、失われた機能を回復させる再生医療、病態の解明や新しい薬の開発を目指して日夜研究が行われています。皆様からのご支援は、実用化までの長く険しい道のりを走り続けるための大きな力です。
今後も教職員一同、研究活動に全力を尽くします。