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- 東日本大震災に関する義援金のご報告
東日本大震災の被災者の皆さまには心よりお見舞い申しあげます。
2011年3月18日より受け付けしておりましたカード会員の皆さまからお寄せいただいた義援金につきましては、
このたび2012年3月31日(土)をもちまして受付期間が終了し、義援金の最終寄付金額が確定いたしましたのでご報告申しあげます。
会員の皆さまからの温かいご支援、誠にありがとうございました。
合計 637,500,000円
日本赤十字社 | 591,792,500円 |
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青森県 | 3,656,000円 |
岩手県 | 8,576,000円 |
宮城県 | 12,654,000円 |
福島県 | 20,821,500円 |
*永久不滅ポイントによる寄付・カードのご利用による寄付・弊社からの義援金合計
*お預かりした義援金は、毎月集計のうえ、日本赤十字社および各県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)を通じて、被災された方々に寄付させていただいております。
東日本大震災から1年が経過しましたが、被災された地域の皆さまは現在も大変な環境の中で生活を送られていることと思います。一日も早く皆さまが穏やかな生活を送れるよう、心より願っております。
当社では震災以降、当社のポイントプログラム「永久不滅ポイント」やクレジットカード決済を通じた義援金の受付をカード会員の皆さまにお声がけしてまいりました。その結果、6億円を上回る義援金を会員の皆さまからお預かりすることができました。皆さまよりお預かりした義援金は、全て日本赤十字および東北4県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)にお渡しし、被災者の皆さまにお届けしております。義援金にご協力いただいた会員の皆さまに、心から感謝申しあげます。
代表取締役社長 林野 宏
お預かりした義援金について
皆さまよりお預かりした義援金は被災された方々に日本赤十字社および各都道府県の災害対策本部を通してお届けしております。
平成23年3月11日の東日本大震災にて被災された方々に対する義援金として、カード会員の皆さまから温かいご支援をいただきました。ご協力いただいた皆さま、心より感謝申しあげます。
皆さまから寄せられた義援金は、各県に設置された義援金配分委員会を通じて被災者の皆さまに配分しており、当座の生活資金として活用されるほか、今後の家屋の改築、修繕などに役立てられます(日本赤十字社でお預かりした義援金は、市町村を通じて全額被災者の皆さまに現金でお届けされます)。
日本赤十字社では、義援金募集の他、海外赤十字社を通じて寄せられた救援金による復興支援事業として、「避難所、仮設住宅居住者への支援」「高齢者等への支援」「教育支援」「医療支援」を中心に活動を進めてまいりました。これまでの1年間は、高齢者や子どもたちへの支援、地元医療機関の支援および生活家電など必要物資の確保を最優先に活動してきましたが、今後は長引く仮設住宅での生活支援や精神的なサポートがより重要になってきます。
被災地域によって直面している問題は異なりますが、未だ将来に不安を抱えている被災者の方は大勢いらっしゃいます。
被災者の方々が一日も早く自立した生活を送ることができるよう、今後とも皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
企画広報室 広報主幹 畑 厚彦
日本赤十字社では被災地での医療救護活動や災害救援物資の配布をはじめ、ボランティア活動、こころのケア、などさまざまな活動を行っています。また、集められた義援金は全額が被災された方々のお手元に届けられますが、「生活家電セット」や子供たちへの支援「KIDS CROSS Project」(日赤キッズプロジェクト)は海外の赤十字社を通じて寄せられた「海外救援金」を財源として被災地の方々の生活の再建に役立てられています。
日本赤十字社の東日本大震災での復興支援の様子はこちらからご覧いただけます。
家電セットは「冷蔵庫」「洗濯機」「炊飯器」「テレビ」「電子レンジ」「電気ポット」の6点。それぞれの家電には日本赤十字社のシールが張られています。被災地域に関わらず県外で新しい生活を始めた方も含めて約12万世帯にお届けしており、仮設住宅1軒1軒にお伺いして設置まで行っています。「仮設住宅に入れても何も所持品が無いからどうしよう」と思っていた被災者の方は生活家電の用意に義援金を使うことなく、すぐに生活が始められるということで喜ばれています。
岩手県 18,713 世帯 | 福島県 57,348 世帯 | 合計 125,180世帯 |
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宮城県 47,406 世帯 | その他 1,713 世帯 |
山田南小学校の午後3時半。教室や校庭から子供たちがいっせいに駆け出します。やがて正門近くにスクールバスが到着すると待ち構えていた子供たちが列を作って乗り込んでいきました。
岩手県の山田町では2011年8月19日から日本赤十字社の支援でスクールバスを運営しています。朝夕それぞれ3つのルートを設定し、2つの小学校の子供たちを送迎します。
山田町も津波で大きな被害を受け、住民の多くが新たに高台や内陸部に整備された仮設住宅に入居しましたが、子供たちは歩いて学校に通うことができなくなり保護者が送り迎えをするなど大きな負担になっていました。
日本赤十字社はこうした状況を改善するべく子供たちが安全に通学できるようスクールバスの運行を支援しています。
山田南小学校の校長は「スクールバスの支援には、本当に感謝しています。学区外に引っ越した子供たちもこのバスを利用することで転校せずにすみました。保護者からも安心できると喜ばれています。」と話しています。
また、通学時間外のスクールバスは高齢者の送迎にも活用されており、バスにはAED(自動対外式除細動器)も常備。AED講習を受けたバスドライバーが運転を担当しています。元トラック運転手のドライバーは「孫が小学生。地元の子供たちのためにも頑張りたい」と意気込みを語っています。
岩手県からの感謝状
宮城県からの感謝状
福島県からの感謝状
被災された方々は故郷を離れた仮設住宅で、生まれ育った土地で、日々復興に向けてお互いに協力し合い力強く生活を送っています。
復興に向けた各県の取組みの様子はこちらからご覧いただけます。
いわき市内や双葉郡から避難した皆さんが住むいわき市中央台の仮設住宅では、1月に消防団の出初め式にあわせて地域住民と仮設住宅の皆さんとの交流イベントが企画されました。
出初め式のイベントを企画したのは地元の消防団員。「仮設住宅の人たちと地元の人たちをお互いの顔が見えるようにしたい」とこれまでも夏祭りなどさまざまな企画を通して交流をしています。
伝統の技のはしご乗りに会場からは歓声が上がり、地元の方と仮設住宅に暮らす方が一緒に餅をつき、笑顔でつきたてのお餅を食べたそうです。