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ニュースリリース

2000年11月15日
UC、墓石業界最大手「メモリアルアートの大野屋」と加盟店契約締結
 ユーシーカード株式会社(UCカード 本社 : 港区 社長 : 望月正二)は、墓石業界最大手で葬儀サービスも手がける株式会社メモリアルアートの大野屋(本社 : 豊島区 社長 : 大澤 靜可氏)と加盟店契約を締結し、本年12月より国内で初めて葬儀関連費用のクレジットカード及びデビットカード取扱を開始します。

 これまで葬儀関連サービス費用の支払いは、葬儀という特異なセレモニーの性質や慣例もあり、銀行振込や葬儀社による集金がほとんどで、クレジットカードによる支払いはオーソリゼーション(カード会社による利用承認)や売上伝票作成等事務処理の煩雑さもあってなじまないとされてきました。 しかしながら、葬儀関連サービスは1兆円市場といわれており、個人の平均葬儀費用も200万以上と高額であり、加えて法人の需要も見込まれることから、カード会社にとっては大きなマーケットとして期待できる未開拓分野でした。

 こうした背景から、UCカードでは、モバイル型クレジット/デビットカード決済オンライン端末(注1)による決済スキームを採用することでこれまでの課題をクリアし、大野屋との間で本分野における簡便なクレジット/デビットカード取扱と普及拡大に向けて加盟店契約を締結することで合意しました。

 今回採用するクレジットカード取扱決済スキームは、モバイル型カード決済端末を導入し、パケット通信によるNTTドコモのデータ通信サービス「Dopa(ドゥーパ)」(注2)を利用することで、クレジットカードの利用承認やデビットカードの口座残高確認、売上送信等の処理を全件オンライン・リアルタイムで行うことができます。これにより大野屋では、代金支払方法の多様化のみならず、入金管理事務の省力化をも実現できることになり、個人、法人需要開拓の有力な武器となるものと期待しています。

 UCカードでは、新たなマーケットにおけるカード利用機会拡大を図るべく、専門チームを組成し病院やネット関連ビジネス、BSデジタル放送等の未開拓マーケットの積極的な市場開拓を推進しており、今回の加盟契約締結はその一環となるものです。UCカードでは、他の葬儀サービス提供会社にも同スキーム採用によるクレジットカード取扱を推進するとともに、今後も新たなマーケットにおけるクレジットカード取扱の拡大を図ります。

以 上

(注1) モバイル型カード決済端末 本体に通信機能、カードリーダー、プリンタを内蔵しており、NTTドコモの携帯電話回線を利用しオンライン・リアルタイムでカードの利用承認、売上送信、伝票作成が可能。
(注2) 「DoPa(ドゥーパ)」 NTTドコモ(Dokomo)のパケット(Packet)通信サービス。パケット通信とは、同一回線を複数ユーザーで共有し、データの送受信時のみ回線を使用することで大容量回線を安価に利用できる通信方法。

【提携会社概要】
1. 社名 : 株式会社メモリアルアートの大野屋
2. 社長 : 大澤 靜可 氏
3. 所在地 : 東京都豊島区高田3-13-2 高田馬場TSビル
4. 資本金 : 6億3686万円



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