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ニュースリリース

2003年9月30日
接触・非接触ICチップを搭載 キャッシュレス機能を核として
UCカード、企業・学校向け次世代型多機能ICカードソリューションの販売を開始
 ユーシーカード株式会社(以下、UCカード 本社:東京都港区 社長:上杉純雄)は、ポストペイ(後払い)機能などを搭載した次世代型多機能ICカードソリューションを、企業・学校法人向けに販売します。販売開始は本年12月を予定しており、すでに第一号ユーザとして、本年10月竣工予定の「富士通・蒲田新棟(仮称)」への採用を決定しています。「富士通・蒲田新棟(仮称)」は、富士通のソリューションサービス事業の戦略拠点であり、これにより約4,000名の従業員がビル内の社員食堂・売店・自動販売機・レストラン等ビル内施設を完全キャッシュレスで利用できるようになります。
  また、企業・学校内への次世代型多機能ICカードソリューションの拡販には、富士通株式会社(以下、富士通 本社:東京都港区 社長:黒川博昭)をシステムパートナーとして推進していきます。


多機能ICカード利用イメージ

 今回販売を開始する次世代型多機能ICカードには、接触型ICクレジット機能、非接触型ICポストペイ(後払い)機能、接触型ICポイント機能(「Plet's」)の3つの基本機能が搭載されます。また、販売先となる企業・学校法人のニーズに応じて、社員証/学生証機能、出退勤管理機能、入退室管理機能、施設利用管理機能、PCアクセス管理機能、各種証明書発行機能など必要な機能を選択して搭載可能です。

 本カードの導入により企業・学校法人は施設内の完全キャッシュレス化による現金管理業務・給与天引き管理業務の解消が図れると共に、企業・学校法人において発生するその他多数の管理業務の効率化・コスト削減が実現できます。また、各法人において本ソリューションを施設内で使用するのに必要となる各インフラに関しても、富士通との連携により短期間で導入できます。
  一方、社員・学生には、施設内での完全キャッシュレス化によるスピード精算が可能となるメリットがあります。精算金額を後払いするため、事前にチャージする煩わしさもありません。また、従来は対象にならなかった施設内の利用に対してUCカードのポイントが貯まるのも大きな特徴です。

 今回開発した多機能ICカードの非接触ICチップには、今後、発行枚数の拡大が見込まれるJava機能を搭載した国際基準のICチップ「タイプB」を採用しました。また、企業・学校法人のニーズによっては、クレジットカードとは分離した非接触ICカードのみの発行も可能とするなど柔軟性を持ったカードも検討しています。既にコーポレートカードを導入している企業では既存のコーポレートカードをそのまま利用し、非接触ICカードのみを追加で発行することが可能となります。さらに、企業・学校法人への訪問者への対応として、プリペイド方式の非接触ICカードの発行も可能です。これにより、施設内での完全キャッシュレス化の実現と、施設の先進性のPRを支援します。

 UCカードは、これらの多機能ICカードソリューションを企業・学校法人向けの中核商品のひとつと位置付け、富士通との連携を強化して法人マーケットへ推進していく計画です。これにより当初1年間で15社3万人への導入を目指します。

1.多機能ICカードソリューション機能概要
ご利用方法 クレジット 現金プリペイド(オプション)
サービス提供者 UCカード 導入企業様
対象者 社員・学生・学校職員 お客様(一時利用者)
ご利用方法 入金 - 現金でのチャージ
利用 事前登録後、
以降クレジットカードとして利用
プリペイドで支払
請求・精算 毎月のクレジット利用金額に纏めて
ご請求
残高の払戻しが可能
取消・返品 可能 可能(払戻し)



2.システム構成

以上


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