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ニュースリリース

2003年5月19日
住友商事・UCカード国内初となる駐車場料金の携帯電話赤外線通信によるクレジット決済を実現
名鉄協商と提携し同社のキャッシュレス駐車場でトライアル開始
 住友商事株式会社(本社:東京都中央区 社長:岡 素之)とユーシーカード株式会社(以下、UCカード 本社:東京都港区 社長:上杉 純雄)は、UCカードがKDDI株式会社と共同で実施している携帯電話クレジット決済トライアル「Kei−Credit」(※1)に、名鉄グループの総合商社で駐車場管理をてがける名鉄協商株式会社(本社:名古屋市 社長:陶山 専太郎)と提携し参画します。具体的には、2003年5月8日から名鉄協商が運営する営業用駐車場において赤外線を利用した携帯電話クレジット決済トライアルを開始しました。

駐車場における携帯電話クレジット決済のトライアルは国内で初めての試みです。

 住友商事ではキャッシュレス駐車場管理システムの販売をコアビジネスとして全国展開していますが、今回の時代先取の試みに対し積極的に参画すべくUCカードの協力のもと、キャッシュレス駐車場管理分野で先行する名鉄協商と提携しました。今回は名鉄協商かこまちパーキングのキャッシュレス駐車場管理システムに日飛電子精機株式会社の協力により赤外線通信機能を追加開発することで、携帯電話によるクレジット決済トライアルを実現しました。

 トライアルでは、まずモニターが利用する前にクレジットカード情報を搭載した新開発の多目的ICカードをKDDIの第3世代携帯電話に格納いたします。駐車場に入庫する時に、この携帯電話を駐車場管理システムにかざし、クレジットカード情報を赤外線で通信します。出庫の時は同様な操作を行うだけで、管理システムがクレジットカード情報をキーに駐車時間を計算、料金算出とクレジット決済を同時に自動で行います。

 名鉄協商は、従来からキャッシュレス決済を志向、顧客利便性の向上を実現しているほか、クレジット決済ゆえに実現できる1分単位の課金による駐車料金設定などの合理化を行っております。さらに、同社は、駐車場に電気自動車用充電装置を設置するなど環境にも配慮したカーライフの総合サポート企業を目指しています。今回の「Kei−Credit」トライアルで住友商事、UCカード及びKDDIは携帯電話を利用したクレジット決済の分野で同社駐車場の利便性向上を後押しし、同社が展開する約400箇所の駐車場における赤外線クレジット決済サービス「Kei−Credit」の実用化を目指します。

【駐車場における「Kei-Credit」トライアルの概要】
1.名称:名鉄協商かこまちパーキング
2.住所:名古屋市中村区名駅南3−3−6
3.駐車台数:300台
4.利用対象者:「Kei-Credit」モニター会員(注)モニター募集は既に終了しています。
※1 「Kei-Credit」トライアル
PKI技術*2と各クレジットカード会社のクレジットアプリケーションを搭載した新開発の多目的ICカード"次世代UIMカード*3"を第3世代携帯電話に採用した日本初の携帯電話クレジット決済トライアルです。また、今回のトライアルでは、実店舗(リアル店舗)での赤外線通信を利用したクレジット決済とオンラインショップ(バーチャル店舗)でのクレジット決済の2つを一つの携帯電話で実現します。実店舗(リアル店舗)でのクレジット決済は、UCカード、トヨタファイナンスの2社、オンラインショップ(バーチャル店舗)でのクレジット決済は、UCカード、ジェーシービー、トヨタファイナンス、三井住友カードの4社が提供いたします。 「Kei-Credit」トライアルの詳細は,「Kei-Credit」トライアル用ホームページ(http://www.au.kddi.com/keicredit/index.html)にて掲載されております。
※2 PKI(Public Key Infrastructure:公開鍵基盤):
公開鍵暗号技術を利用して、インターネットで安全な通信を実現するための環境。
※3 UIMカード:UIM(User Identity Module)カードは第3世代携帯電話に利用されるICカード。

以上


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