2002年3月29日 |
UC、第一勧銀カード、富士銀クレジット、 興銀カードサービスと経営統合 |
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ユーシーカード株式会社(UCカード)は、2002年4月1日、第一勧銀カード株式会社、株式会社富士銀クレジット、興銀カードサービス株式会社の3社と経営統合し、新しい「ユーシーカード株式会社」として新たな一歩を踏み出します。
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2002年4月1日付で、UCカード、第一勧銀カード、富士銀クレジット、興銀カードサービスの4社が経営統合します。 |
2. |
新会社の社名及びブランドは、お客様に広く親しまれている「ユーシーカード株式会社」、「UCブランド」をこれまでどおり継続します。
なお、興銀カードサービスはUCの100%子会社として存続させ、同日付で「エムエイチカードサービス株式会社」に社名変更します。
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1. |
母体行であるみずほフィナンシャルグループが持つ広大なマーケットを強力に取り込むとともに、大和銀ホールディングスをはじめとするUCカードグループ企業との連携を一層高め、UCグループとしてのシナジー効果を発揮します。加えて、銀行以外のマーケットにも営業チャネルを拡大し、積極的に事業展開を行うことで、業界トップブランドのクレジットカード会社を目指します。 |
2. |
組織や業務の重複を解消し、業務運営の効率化等を図るとともに、経営資源を営業部門に集中的に投下することで、会員・加盟店獲得、カード関連事業受託、新商品開発、新マーケット開拓などに積極的に取り組む「攻めの経営」を実践します。
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1. |
経営の意思決定スピードアップ
新たに執行役員制度を導入し、経営の意思決定と業務執行を分離することにしました。これにより、取締役の人数は8人と統合各社合計(23人)を大幅に下回ることになり、経営体制のスリム化が実現します。
また、業容拡大に合わせ、社内組織をこれまでの3本部制から6本部制に拡大するとともに、各本部内の意思決定権限を各本部長へ大幅に委譲することで、経営のスピードアップを図ります。 |
2. |
営業力強化
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統合により増加した人員は、営業部門に集中的に配置し、会員・加盟店獲得、新マーケット開拓などに積極的に取り組みます。 |
(2) |
みずほグループとの営業連携強化のため、同グループとの連携戦略企画部門として「みずほマーケティング室」、対みずほグループ専門の営業部門として「みずほ営業第一部~第三部」「大阪みずほ営業第一部~第二部」を設置します。 |
(3) |
大和銀ホールディングスをはじめとするUCグループ企業との連携戦略も強化すべく、新たに「グループマーケティング室」を設置します。 |
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3. |
新規事業開発、新マーケット開拓の強化
新たなサービスや新規事業の開発推進、業務提携や企業買収などのダイナミックな企業活動展開、新マーケットの開拓などを進めるべく、新たに「戦略企画室」を設置します。 |
4. |
コンプライアンス担当部署、総合的リスク管理部署の設置
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知的財産の管理やコンプライアンスの統括を専門に行うため、「法務部」を設置します。 |
(2) |
安全で公正な企業活動のための各種ルール制定や社内体制構築、金利リスク対策といったリスク管理を専門に行う「リスク管理部」を設置します。
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1.社名 |
: ユーシーカード株式会社 |
2.所在地 |
: 東京都港区台場2-3-2 |
3.資本金 |
: 43億2,300万5千円 |
4.大株主 |
: みずほ銀行 あさひ銀行 |
5.従業員数 |
: 1,430名(2002年4月1日見込) |
1.会員数 |
: 14,667千人(2001年9月末現在) |
2.加盟店数 |
: 2,780千店(2001年9月末現在) |
3.取扱高 |
: 2兆4,691億円(2000年度実績) |
以上
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