ユーシーカード株式会社(UCカード 本社:港区 社長:望月正二)は、ICカードに搭載するポイントプログラムとして、株式会社日本ポイントアネックス(JPA 社長:三宅仁 氏)の「Plet's」を採用、2002年4月よりサービスを開始することを決定しました。
JPAは、UCカードをはじめ、株式会社ジェーシービー(JCB)、株式会社ジェイティービー(JTB)、 株式会社ミリオンカードサービス(MC)、株式会社セントラルファイナンス(CF)などが出資し、「ICカード」「ICカード対応端末」を活用したポイントプログラム「Plet's(プレッツ)」を展開しています。9月14日には出資会社が一堂に会し「Plet's協議会」を発足し、実質的な「Plet's」推進活動に入りました。
UCカードでは2001年3月よりICクレジットカードの発行を開始していますが、ICチップに搭載するポイントプログラムの選定にあたり、会員の利便性や将来の汎用性などの観点から各種スキームを比較検討した結果、「Plet's」の採用を決定したものです。
UCでは来年4月より「Plet's」をUCの発行するICカードに搭載するとともに、ポイントプログラム「UCにこにこプレゼント」のポイントとも交換可能とする予定で、これによりUCカード会員のポイント利用範囲は飛躍的に拡大することになります。
さらに、自社加盟店や提携先などに対し本サービス参加を働き掛け、利用可能店舗を拡大することで、会員の利便性向上と利用機会の拡大を図ります。
【「Plet's」ポイントサービス】
「Plet's」は、「どこでも簡単にポイントを貯められ」かつ「いつでもどこでもポイントを使える」という、お客様が真に望むポイントプログラムを目指して発足したポイントプログラムで、他に類を見ない「リアルコマースにおけるカード種別を問わない汎用ポイントの付与・還元」が最大の特徴です。
ICカード上のICチップに「Plet's」アプリケーションを搭載することにより、同アプリケーションをサポートした「JET-S」「C→REX」等、既存の加盟店設置CCT端末にてポイントの付与・還元を加盟店の店頭で即座に行います。すでに「JET-S」は全国に約20万台、「C→REX」は約2万台が設置されておりますが、それらの既設置端末においては、ICカードリーダーライターと「Plet's」アプリケーションを追加するだけで、別に専用端末を設置することなく、クレジット・デビット・現金でのポイント処理が可能となります。
すでに株式会社ビックカメラ及び株式会社ビックピーカン、株式会社三城(めがねの三城、パリミキ)が自社店舗における本スキーム導入を決定しており、本サービス加盟店は2003年に3万店、2005年には7万店の規模に達する予定です。
なお「Plet's」アプリケーションは、現在考えられる標準的なICカードインターフェイス(接触・非接触)各種をサポートしており、クレジット・デビット以外の分野で発行が予定されているカードでも対応可能です。
以上
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