2001年5月22日 |
UC、新・口座振替依頼書処理システム開発
"ステルス"(=目に見えない)インクでバーコードを印字−読み取り!
自動的に金融機関・支店別に分類可能 |
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ユーシーカード株式会社(UCカード 本社:港区 社長:望月正二)は、東洋オフィスメーション株式会社(TOM 本社:港区 社長:松井瞭博(まついあきひろ)氏)と共同で、カードの入会申込書や集金代行業務の口座振替依頼書の受付から金融機関への仕分け・発送といったカード関連事務を自動化、ペーパーレス化するシステムを開発、一連のスキームをビジネスモデル特許として出願しました。
【本システムの特徴】
「ステルス・バーコード機能」により、これまで手作業で行われていた口座振替依頼書仕分け作業を自動化。 |
大幅なコスト削減、処理時間短縮を実現! |
「画像イメージ採取機能」により、ホストコンピュータへの入会受付処理などをペーパーレス化 |
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今回開発した「新・口座振替依頼書処理システム」は、大量のクレジットカード入会申込書や口座振替依頼書等の各種書類の受付作業や、金融機関へ発送するための仕分け作業といったカード会社にはつきものの事務作業を自動化するシステムです。
本システムにより、入会申込書への受付番号の印字や、申込書から口座振替依頼書を切り取った後の仕分け作業など、これまで人力に頼っていた一連の事務作業を自動化し、大幅な省力化と時間短縮を実現しました。
本システムの最大の特徴は、「ステルス・バーコード機能」です。これは、目に見えない特殊インク(ステルス・インク)でバーコード(ステルス・バーコード)を自動印字する仕組みです。
本システムでは、入会申込書の受付作業の際に、申込書への受付番号印字と同時に、口座振替依頼書の表面に「ステルス・バーコード」を自動印字します。これにより、口座振替依頼書を申込書から切り離した後でも、依頼書を再度本システムに読み込ませれば、システム内に保存された情報を元に金融機関別・支店別に自動分類・仕分けすることが可能になり、これらの作業の大幅な省力化、時間短縮が実現しました。
この「ステルス・バーコード機能」を利用すれば、多くの種類が存在する文書や帳票を効率よく分類・仕分けすることができるため、カード関連事務のみならず幅広い用途への応用が可能です。
このためUCカードでは、本機能のシステム開発を担当した東洋オフィスインフォメーション株式会社(TOM)と共同で、本スキームをビジネスモデル特許として出願しました。
また本システムでは、申込書の受付作業の際に、全ての申込書をスキャニングし画像イメージを採取する「画像イメージ採取機能」も保有しています。
本機能の導入により、入会申込書記載内容のホストコンピュータへの入力や入会審査作業は、申込書原本ではなく採取した画像イメージを元に行われることになります。これにより、申込書受付からカード発行までの全作業をペーパーレス化することが可能となり、入会申込書の輸送や保管などの手間が省けるばかりでなく、申込書紛失などのリスクも排除できます。
UCカードでは本システムの導入により、入会申込書受付から入会審査までの機械化を図り、カード事務処理の先進性を高めることで、カード事務処理の一層の効率化を図ります。
さらに、口座振替依頼書処理業務のコスト競争力を最大限に活用し、カード業務にとどまらず、月謝や年会費などの口座振替を代行する「集金代行業務」の受託拡大も目指します。
以上
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