2001年2月26日
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UC、2001年3月よりICカード化を開始
−マスターカード/VISA両国際ブランドのICカード化を国内ではじめて実現− |
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ユーシーカード株式会社(UCカード 本社:港区 社長:望月 正二)は、2001年3月よりICカードへの移行を開始します。
UCカードをはじめとする国内カード会社の多くが発行するマスターカード/VISA両国際ブランドの内、両方のICカード化を実現したのはUCカードが初めてとなります。
UCカードのICカード化は本年3月よりまず新規発行カードよりスタートし、今夏以降は既存カードも更新カード発行時期に合わせICカード化していきます。また、UCカードグループ各社の発行カードについても2002年4月よりICカード化を開始します。なお、各種企業提携カードについては、各提携企業のICカード化ニーズを取り込みながら順次切り替えを実施していく予定です。
今回UCが発行するICカードは、金融取引の事実上の世界標準である「EMV規格」に準拠しており、国内はもとより全世界におけるICクレジット対応端末・ネットワークが利用できます。また、ICクレジットだけでなく、ID機能やポイントシステム等、複数の機能を1枚のカードに搭載可能です。
UCカードでは、ICカードへの移行とともに、ICカードの最大のメリットである記憶容量の大きさを利用した各種アプリケーションの開発も進めます。
なお、国内外のICカード対応端末の普及に相応の時間がかかることを踏まえ、本カードには当面の間磁気ストライプとICチップの両方を搭載します。
ICカードを利用したクレジット取引の分野では、UCをはじめとする銀行系カード会社で構成される日本クレジットカード協会(JCCA)が、2003年よりICカードを本格的に導入する方針を打ち出しています。しかしながら、UCの母体行の一つであるみずほフィナンシャルグループが本年8月をめどにキャッシュカードをICカード化する方針を打ち出す等、金融、交通、運輸といった各種業界においてICカードを利用した各種商品・サービスに対するニーズが急速に高まってきていることや、偽造カードによる被害が大幅に増加する等カード不正使用対策が待ったなしの状況であること等を踏まえ、業界に先駆けUCカードのIC化をスタートするものです。
以上
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