ステータスカードを作るべきか検討している方に向けて、「ステータスカードとは何か」を分かりやすく解説していきます。
ステータスカードはカードの種類だけでなく、発行元によってもステータス性が異なります。
ステータスカードとは何かについて、ランク・特徴・メリットをそれぞれまとめました。
記事後半ではステータスカードを持つにあって注意すべき点や、おすすめのステータスカードを紹介しています。
本当に希少性が高いステータスカードはどれか、自分でも手に届きそうなステータスカードはあるかなど、ステータスカード選びに悩んでいる方は最後まで読んで参考にしてください。
ステータスカードとは?
ステータスカードとは何か、まずはランクについて分かりやすく解説していきます。
ステータスカードのランクは、下記の2種類あります。
- クレジットカードのランクとは
- 発行元のランクとは
クレジットカードのランクとは
クレジットカードはカードの種類によって、下から「一般カード」<「ゴールドカード」<「プラチナカード」<「ブラックカード」とランク分けされています。
ステータスカードとは、ゴールドカード以上のランクのクレジットカードを指します。
一般カードは年会費が無料のものが多いですが、ステータスカードは基本的に年会費が必要です。
年会費は、クレジットカードのランクが上がるごとに高くなります。
また付帯する特典・サービス・保険なども、クレジットカードのランクが上がるごとに手厚くなる傾向が。
なお、ステータスカードは自ら申し込んで発行する場合と、発行にあたりカード会社の招待(インビテーション)が必要な場合があります。
発行元のランクとは
クレジットカードのランクは、発行元によっても異なります。
発行元は、主に以下の3つに分類できます。
- 銀行系
- 信販系
- 流通系
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
銀行系
銀行系のクレジットカードとは、銀行やそのグループ会社が母体となり発行するクレジットカードを指します。
発行元が銀行のため信頼性が高く、ステータス性も高いです。
審査がほかの系列のクレジットカードと比べて、厳しめという特徴があります。
信販系
信販会社が発行するクレジットカードは、信販系に分類されます。
信販系のクレジットカードは老舗の安心感から高い信頼を得ており、ステータスも高めと言えます。
クレジットカードの選択肢が豊富なため、自分にぴったりの1枚を見つけやすいです。
流通系
流通系のクレジットカードとは百貨店やスーパーマーケットなど、量販店や大手流通会社が発行するクレジットカードです。
発行元の会社や店舗で使用すると、ポイント還元率が高い点が特徴。
一般消費者をターゲットとしているため、比較的申し込みやすいクレジットカードです。
ステータスカードの特徴
ステータスカードについて、下記3つの特徴をまとめました。
- 一般カードより審査が厳しい
- 年会費がかかる
- 付帯特典・サービスが充実している
一般カードからステータスカードへの切り替えを検討している方は、参考にしてください。
一般カードより審査が厳しい
ゴールドカード以上のステータスカードは、一般カードよりも審査が厳しいと言われています。
明確な審査基準は公表されていませんが、年齢・収入の安定性・利用実績などから総合的に判断します。
審査に通過できるか心配な方は、まずはクレジットカードの申込条件を確認しておきましょう。
審査基準と同様に、申込条件も一般カードのものより厳しい傾向があります。
年会費がかかる
年会費が無料の一般カードは多いですが、ステータスカードは基本的に年会費がかかります。
ゴールドカードによっては比較的リーズナブルな価格帯のものもありますが、プラチナカード以上になると年会費を高めに設定しているところが多い傾向です。
クレジットカードによっては、年会費が100,000円を超える場合も。
頻繁にクレジットカードを使用しない場合でも、持っているだけで年会費が発生しますよ。
付帯特典・サービスが充実している
ステータスカードは審査が厳しく年会費がかかりますが、付帯する特典やサービスが充実しているという特徴も。
付帯特典やサービスの一例は次の通りです。
- 空港ラウンジの利用
- 一流レストランの食事券
- 高級ホテルの宿泊券
- 年中無休のコンシェルジュサービス
ステータスカードを持っていることで、通常では味わえない高品質の特典やサービスを受けられます。
ステータスカードを持つ5つのメリット
ステータスカードを持つメリットは、下記の通りです。
- 特典・優待が充実している
- 一流のサービスを受けられる
- 付帯保険・補償制度が手厚い
- 利用可能枠が大きくなる
- 社会的地位の証明になる
特典・優待が充実している
ステータスカードは一般カードに比べて、使える特典・優待が充実しています。
特典・優待の内容はクレジットカードによってさまざまですが、飲食・旅行・美容など暮らしのあらゆるシーンで活躍するものが多いです。
例えば旅行好きの方・頻繁に出張される方は、国内外の空港ラウンジを無料で利用できる特典が付帯するステータスカードがおすすめ。
出発前・帰国前の時間を、ゆったり過ごせます。
自分のライフスタイルに最適なステータスカードを選んで、年会費以上の価値を得られる使い方をしましょう。
一流のサービスを受けられる
クレジットカードのランクが上がると、より上質なサービスを受けられます。
下記の場面などで、通常では体験できない非日常の贅沢を堪能しましょう。
- 一流ホテル
- 有名レストラン
- 高級ブランド店
- 名門ゴルフコース
- 各種イベント
- 世界のエンターテイメント
プラチナカードによっては、年中無休のコンシェルジュサービスを提供しています。
旅行・レストラン・ホテルの予約手配・各種サポート・相談などを、専任のコンシェルジュが丁寧に対応してくれる手厚さが魅力です。
付帯保険・補償制度が手厚い
ステータスカードは付帯保険や補償制度が、一般カードより手厚くなります。
主な付帯保険の内容は、下記の通りです。
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- ショッピング保険
また付帯保険の保険金額は、一般カードより高くなる傾向です。
万一に備えられるので、旅行やショッピングを安心して満喫できます。
利用可能枠が大きくなる
ステータスカードは、利用可能枠が一般カードより大きくなるというメリットも。
利用可能枠とは、ショッピングやキャッシングで利用できる上限金額を指します。
ステータスカードがあれば、高額商品を購入する際も上限金額を気にせずショッピングが可能です。
社会的地位の証明になる
ステータスカードを持っていることで、社会的地位の証明になるというメリットがあります。
年齢や社会的地位が上がると、部下やビジネス相手の前などで支払いをする機会が増えてくる方もいるでしょう。
そんな時ステータスカードを1枚持っておくと、周囲に見られても恥ずかしくないですね。
ステータスカードで社会的地位の証明をすることで、周囲から一目置かれるようになる場合も。
さらにステータスカードは、海外でも有効です。
海外では、日本よりステータスカードに対する信頼度・安心感が高いです。
そのため海外旅行の際、ホテル・レストラン・店舗などあらゆるシーンでステータスカードを使用することで、信用できる人物だと判断してもらえます。
万一病院で医者にかかることになった場合でも、ステータスカードを提示することで治療費の支払い能力があることを証明できます。
ステータスカードを持つ際の注意点
ステータスカードを持つにあたり、注意しておくべき下記2点に目を通しておきましょう。
- 年会費が高くなる
- 誰でも作れるわけではない
年会費が高くなる
上述の解説の通り、ステータスカードは一般カードより年会費が高いです。
所持しているだけでコストがかかるため、家計の負担となる場合も。
また、一流のサービスや特典などが付帯するとはいえ、実際のところすべての特典などを余すことなく使うことは難しいです。
ステータスカードを必要とする目的を明確にし、高い年会費を支払う価値がある使い方ができるのか、改めて考えてみてください。
誰でも作れるわけではない
ステータスカードを持っていることで得られるメリットは、さまざまにあります。
しかし単純にステータスカードを欲しいと思っても、誰にでも作れるわけではない点に注意が必要です。
審査が厳しくコストもかかるため、申し込んでも審査通過できるとは限りません。
今持っているクレジットカードの利用実績を積むなど、ステータスカードを申し込むための日頃からの準備も大切です。
誰にでも持てるわけではないステータスカードだからこそ希少性が高く、所持できることが社会的地位の証明につながります。
初めてのステータスカードは「UCプラチナカード」がおすすめ

年会費 | 16,500円(税込) |
---|---|
家族カード年会費 | 3,300円(税込) |
通常ポイント還元率 | 1.0% ※1ポイント5円相当のアイテムと交換した場合 |
ETCカード | 年会費無料 *1枚あたり1枚まで発行可 |
発行日数 | 最短5営業日 |
旅行保険 | 海外旅行保険:最高100,000,000円 国内旅行保険:最高50,000,000円 |
利用限度額 | 最大7,000,000円 |
国際ブランド | VISA |
ポイント付与対象 電子マネー |
– |
アプリ | 〇 |
UCプラチナカードは、業界最低水準の年会費で作れるプラチナカード。
年会費16,500円(税込)で作れるため、初めてのプラチナカードとして最適です。
ポイント還元率が常時1.0%と、ステータスカードのなかでは高水準のポイント還元率が大きな魅力。
ステータス性と実用性を兼ね備えたプラチナカードとして、人気が高い1枚です。
一流の特典・サービスで贅沢な時間を過ごせる
プラチナカードにふさわしい一流の特典やサービスも、もちろん満喫できます。
UCプラチナカードのプラチナ特典の例は、以下の通りです。
- グルメ:有名レストランのグルメクーポン
- 旅行:空港ラウンジサービス
- ライフスタイル:有名ゴルフコースの割引クーポン
- 付帯保険:海外旅行(最高100,000,000円)・国内旅行(最高50,000,000円)
- サポート:24時間365日対応のコンシェルジュセンター
上記以外にも、魅力的な特典やサービスを豊富に提供しています。
UCプラチナカードを手に入れて、ワンランク上のサービスをぜひ味わってください。
\ポイント還元率常時2倍!(還元率:1~3%)/
ステータスカードに関するよくある質問
ステータスカードに関して、よくある質問を紹介します。
不安や気になる点がある方は、事前にチェックして疑問を解消しておきましょう。
- 一般カードとの違いはなに?
- ゴールドカードとプラチナカードは、どちらを選ぶべき?
- ステータスカードは本当に必要?
- プラチナカードは招待されないと手に入らない?
一般カードとの違いはなに?
ステータスカードと一般カードの違いは、主に下記4点です。
- 審査が厳しくなる
- 年会費がかかる
- 特典やサービスがグレードアップする
- 持っていることで社会的地位の証明となる
一般カードの特典やサービスで十分満足している方は、ステータスカードをわざわざ作る必要はありません。
しかし年齢や社会的地位が上がってきた方や、これからステップアップしていきたい方は、ステータスカードを1枚持っておくと良いですよ。
ゴールドカードとプラチナカードは、どちらを選ぶべき?
ゴールドカードとプラチナカードは、プラチナカードのほうがステータスが高いです。
よりステータスを重視する方は、プラチナカードを選ぶと良いでしょう。
ただしプラチナカードはゴールドカードと比べて、審査が厳しく・年会費が高い傾向があります。
また十分な利用実績を積んでいない方は、プラチナカードを申し込んでも審査通過が厳しい場合も。
自分の状況を冷静に判断したうえで、プラチナカードを申し込めそうか・プラチナカードが本当に必要かどうかを改めて検討し直して下さい。
まずはゴールドカードを手に入れて、利用実績を積み上げながらプラチナカードを目指すという手段もあります。
ステータスカードは本当に必要?
ステータスカードが必要かどうかは、人によって異なります。
社会的地位の証明になるほか、一流のサービス・特典などを受けられる点も魅力です。
しかし年会費など維持費がかかるため、人によっては経済的に負担となる場合も。
メリット・デメリットを比較したうえで、ステータスカードの必要性を検討してください。
プラチナカードは招待されないと手に入らない?
近年は、自分で申し込めるプラチナカードが増えてきています。
上述で紹介したUCプラチナカードも、招待ではなく申込可能なタイプのプラチナカードです。
ただし希望のプラチナカードの申込条件を満たしているかどうか、事前にチェックしておきましょう。
プラチナカードによっては、年齢制限が設けられている場合もあります。
またステータスが上がると審査が厳しくなる傾向があるため、申し込んだからといって必ず審査通過できるわけではない点も覚えておいてください。
まとめ~経済状況と必要性を踏まえて自分に最適のステータスカードを選ぼう!~
このページでは、ステータスカードに関する基本情報を分かりやすく解説していきました。
結論、一般カードより審査が厳しく年会費がかかるからこそ、ステータスカードの希少価値・ステータス性が上がるのだと言えます。
その分ステータスカードにふさわしい、充実した付帯特典やサービスが受けられます。
ステータスカードのメリットを魅力に感じる方は、ぜひ申し込みを検討してみましょう。
ただし年会費の負担がかかるため、無理のない範囲で自分に最適のステータスカードを選んでください。