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ニュースリリース

2000年8月28日
東京都のタクシー8000台でUCカードが利用可能に
~UC、東京都のタクシー組合と加盟店契約、リアルタイム・オンライン取引開始~
 ユーシーカード株式会社(UCカード 本社:港区 社長:望月正二)は、個人タクシーの団体「東京都個人タクシー協同組合(愛称:でんでん虫 理事長 本間 嗣治氏 組合員数11200名)」及び「日個連東京都営業協同組合(愛称:ちょうちん 代表理事 千葉 一氏 組合員数7700名)」の両組合とクレジットカード取扱契約を締結、モバイル型カード決済端末(注1)の導入により、東個協とは 11月から約5000台、日個連とは来年1月から約3000台の規模でクレジットカード取扱を開始 します。これにより、東京地区のタクシー約5万台のうち2割弱にあたる計8000台のタクシーにおいて、UCカードの利用が可能となります。

 タクシー業界は、個人法人ともにカード需要が見込める大きな市場です。しかしながら、これまで不正使用の発生や事務処理の煩雑さがネックとなり、カード利用の急速な普及には至りませんでした。
 今回、両組合が採用するクレジットカード取扱決済スキームは、モバイル型カード決済端末を導入し、パケット通信によるNTTドコモのデータ通信サービス「Dopa(ドゥーパ)」(注2)を利用することで、クレジットカードの利用承認や売上送信等の処理を全件オンライン・リアルタイムで行うことができます。また、本端末はデビットカードにも対応しています。
  これにより、両組合ではカード利用承認や伝票作成の手間を大幅に削減し、安全、簡便なカード取扱が実現することになります。両組合では、法人顧客の長距離利用拡大や、個人需要開拓の有力な武器となるものと期待しています。

 UCカードでは、新たなマーケットにおけるカード利用機会拡大を図るべく、専門チームを組成し病院やネット関連ビジネス、BSデジタル放送等の未開拓マーケットの積極的な市場開拓を推進しており、今回の両組合との加盟契約締結はその一環となるものです。UCカードでは、他のタクシー会社・団体にも同スキーム採用によるクレジットカード取扱を推進するとともに、今後も新たなマーケットにおけるクレジットカード取扱の拡大を図るものです。


(注1) モバイル型カード決済端末
本体に通信機能、カードリーダー、プリンタを内蔵しており、NTTドコモの携帯電話回線を利用しオンライン・リアルタイムでカードの利用承認、売上送信、伝票作成が可能。
(注2) 「DoPa」
NTTドコモ(Dokomo)のパケット(Packet)通信サービス。パケット通信とは、同一回線を複数ユーザーで共有し、データの送受信時のみ回線を使用することで大容量回線を安価に利用できる通信方法。

以 上



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